ドライアイ
ドライアイの主な症状
- 目が疲れやすい
- 目が痛い
- なんとなく目に不快感がある
- 物がかすんで見える
- 目やにが出る
- 理由もなく涙がでる
- 目がかゆい
- 目がゴロゴロする
- 目が乾いた感じがする
- 目が重たい感じがする
- 光をまぶしく感じやすい
- 目が赤くなりやすい
5つ以上チェックがついた方は、ドライアイの可能性が高くなります。
ドライアイなんて、ちょっとガマンすればいいだけだから・・・なんて思っていませんか?
目のちょっとした不快感とはいえ、気になると集中力が低下していしまい、知らず知らず仕事や勉強などの能率が下がるということも考えられます。また、ドライアイには重篤な病気が隠れていることもあり、それらの有無は眼科での専門検査によって分かります。
治療方法
当院では症状によって、下記の治療をおこなっています。
- 涙に近い成分の人工涙液の点眼
- 低濃度のステロイドの点眼
- 液体コラーゲンプラグ
- シリコン製涙点プラグの装着
- 血清点眼による治療
- 涙点閉鎖術
液体コラーゲンプラグを使った治療
自分の涙を目の表面にとどまらせるために、液体状のコラーゲンを涙点から続く涙小管へ注入する治療です。涙点は、上下に1つずつ、両目で合計4つ存在して いますが、そのいずれかに、コ ラーゲンを注入します。治療の痛みはほとんどありません。注入後15分間程、横になっていていただきます。
シリコン涙点プラグを使った治療
シリコン製の涙点プラグ(直径0.5~1ミリ位のシリコンプラグ)で、涙点を閉鎖し、自分の涙を目の表面にとどまら せる治療です。
涙点プラグを挿入する時には、ほとんど痛みはなく、数分で終了します。
血清点眼による治療
重症のドライアイの場合は、人工涙液よりも涙に近い自己血清点眼を作り処方します。血清点眼は、患者様自身から採血をして遠心分離をおこない、血清成分を抽出する方法で作成します。
涙点閉鎖術
重度のドライアイの場合は、涙点閉鎖術によって(保険適用)によって、涙点を焼灼して閉鎖します。この手術によって半永久的に涙点を閉鎖することができ、目の表面に涙をためておくことができます。