貢献活動
高度な眼科医療を地域の隅々にまで、
これが我々の願いです
初代院長江口寿が、昭和20年代後半から身障者の僻地巡回眼科検診をスタートして以来、父子3代にわたって北海道道南地域を巡っています。
昭和44年からは、道立函館盲学校と協力して僻地学童視覚精密検診を開始し、この間に数10万人のスクリーニングを行い、1万人以上の学童精密検診を実施しました。これらの活動は現在、道南地区における学校医活動を函館市内及び近郊の眼科医が分担し、道南すべての地域をカバーする活動に発展してまいりました。現在でも奥尻町を始め、函館から100km以上離れた地域の学校医を継続して行っております。
学校医として学童の視覚の健全な発育を守るのみならず、不幸にして視覚に障害を得てしまった子供たち、患者様のためにも函館視力障害センター、盲学校、養護学校の校医を長年続けております。更に病院内にとどまるばかりでなく、より積極的な啓蒙活動の一環として、近隣住民に対する講演活動、江口眼科講堂で行われる健康教室、病院へのアクセスが悪い地域の住民眼科健診を継続して行っております。
これらの活動に加え、江口眼科病院は函館及び近郊の眼科医の組織である函館眼科医会の事務局や角膜移植のための眼球銀行道南事務局、更には眼科医並びに眼科医療スタッフのための定期講演会である道南眼科集談会事務局をほぼ40年に渡り務め、地域の眼科医療活動の円滑な推進とレベルアップに努力し続けています。